2018 HIPHOP R&B Best Album 20 (10位~1位)

 

10. Testing / Asap Rocky

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もはやヒップホップの枠を跳び越え、アルバムタイトル通り全てが実験的で新しいサイケデリック作品です。アルバムコンセプトといいジャケといいMVといいかっこよすぎんよ〜。

 

9. Vacation In Hell / Flatbush Zombies

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#1”HELL-O”のイントロからブチ上がり必至。今年はZombiesとUnderachieversに、しばらく音沙汰のなかったPhony Pplのリリースまで重なって、Beast Coast周りの動きが活発な一年で嬉しかったです。来年はPro Eraのアルバムが聴きたいぞ!Open your fuckin’ mind!!!!!

 

8. NOIR / Smino

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全体としてはソウルやゴスペルの影響を感じさせるお洒落ヒップホップという印象ですが、#4”Tequila Mockingbird”ではそこに上手くレゲエを落とし込んだりしていて面白いです。盟友Monte Bookerのプロダクションもバッチリで、Sminoのラップと相性抜群です。

 

7. After the Rain / The Underachievers

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バチバチのサイケデリックサウンドに定評のあった彼らですが、今作は90s感のあるソウルフルなトラックが多く、アルバム全体を通して暖かみがあります。客演はまだまだアンダーグラウンドなアーティストが大半ですが、プロデュースで最近よく名前を聞くBrasstracksが参加しています。

 

6. Iridescence/ BROCKHAMPTON

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解散騒動やメンバーの脱退なんかもあって心配しましたが、今作もエモさとファンクさの絶妙なバランスでガッチリ掴まれました。未だにちゃんとメンバーの一人一人を把握できてないんですが、唯一ソロ作をヘビロテしてるリーダーのKevin Abstractに加えて、エモ〜く歌うbearfaceが推しになりました。

 

5. Head in The Clouds / 88rising

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シーンの中での存在感はまだ決して大きくありませんが、2018年は確実にアジアのヒップホップにとって大きな一年だったと思います。LAでの88risingの初ツアーに行ったんですが、Rich BrianやHigher Brothersは勿論のこと、JojiやNikiの登場時の歓声も凄くて勢いを感じました。来年以降は日本からも世界で活躍できるアーティストが沢山出てきてくれたら嬉しいですね。

 

4. MUDBOY / Sheck Wes

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衝撃の新人枠。友人のNBA選手のことを歌いジワジワとヒットした#9”Mo Bamba”をはじめ、#2”Live Sheck Wes”など持て余したエネルギーを爆発させてるような曲ばかり。#5”Chippi Chippi”の怪しい感じもハマっててかなりイケてます。ヤンチャしすぎてお母さんの怒りを買いアフリカに一年間幽閉されたりと面白エピソードも尽きません。

 

3. Room25 / Noname

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自分は前作"Telefone”が本当に大好きで今もよく聴くんですが、そこから2年間で上がり切った期待値を全く裏切りませんでした。ネオソウルとポエトリーラップの融合のような感じでシカゴヒップホップの到達点感あります。ベストトラックはSmino, Saba参加の#8”Ace”。

 

2. Die Lit / Playboi Carti

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今年一番ヘビロテした全曲外れなしの一枚です。Cartiのめちゃくちゃ軽いノリのラップと、お気に入りのビートメイカーの一人Pi’erre Bourneのゲーム音楽みたいにピロピロ鳴ってるトラックがかなりクセになります。また、客演の豪華さが半端じゃなく、Skepta, Travis Scott, Lil Uzi Vert, Chief Keef, Young Thug, Young Nudyなど全員いい仕事してます。

 

1. ASTROWORLD / Travis Scott

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粘着質なフローと壮大なサイケデリックサウンドを、Travisの故郷ヒューストンに実在した遊園地”ASTROWORLD”というテーマに落とし込んでいます。#4”R.I.P. Screw”やThree 6 Mafiaネタなど地元愛を感じさせる演出も聴きどころ。

客演にはDrakeやThe Weekend, Frank Oceanと言ったビッグネームをはじめ、Sheck Wes, Juice WRLD, Gunnaなど今年ブレイクした若手もしっかり押さえています。プロダクション陣も豪華で、Sonny Digital, Murda Beatz, Tay Kieth, FKi 1st, Thundercatなど実力派ヒットメーカーが集結。今年を象徴する一枚に挙げるべき完成度だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018 HIP HOP R&B Best Album 20 (20位~11位)

 

20. Hive Mind / The Internet

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一番好きなバンドです。1月にみたライブは最高でした。少し大人な感じに落ち着いてきた印象。

 

19. ONEPOINTFIVE / Aminé

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軽く聴き流しても気持ちいいし、じっくり聴いてもエモくなれる良作。

 

18. ? / XXXTENTACION

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前作”17”は個人的に2017年で一番好きなアルバムでした。Bada$$と共演した#8”infinity (888)”がベストトラック。Mac Millerもそうだけど、アルバム全体の空気感や使われてるワードが、まるで自分の死を予期していたかのように思わせます。

 

17. Harlem & Alondra / Buddy

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Comptonのニュースター。KaytranadaとのコラボEPで好きになったんですが、今回はG-funkの爽快なトラックからKendrick Lamarを思わせる固めのラップまでLAを感じられる一枚です。

 

16. Lost & Found / Jorja Smith

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“Beautiful Little Fools”や“On My Mind”ときて、かなり期待してたファーストアルバムだったんですが、少しお行儀良くまとまりすぎかなっていうのが最初の印象でした。それでもとにかく歌上手いし綺麗だし巨乳。

 

15. mō'zā-ik. / Phony Ppl

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ずいぶん久々なリリースな気がしますが、好きだった部分は変わらず。#9”Before You Get Boyfriend.”は、いつ聴いても夏の晴れの日みたいなポジティブな気持ちにさせてくれます。

 

14. CARE FOR ME / Saba

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Chance以降のシカゴの空気感をまとった、SoulやJazzを消化したヒップホップアルバムです。今年はSabaやNoname、Sminoなどシカゴ勢の”音楽”としていい作品が豊作でした。

 

13. Swimming / Mac Miller

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出た当初はあまり聴かないでスルーしてたんですけど、後から聴いてこれ実はヤバいなってなりました。感傷的になっちゃいそうでまだ全部歌詞に目を通せてないけど、知ったらもっとヤバいなってなりそう。

 

12. Redemption / Jay Rock

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生死が危ぶまれるほどの大怪我を乗り越え、強くなって帰ってきた"漢”のアルバムです。TDEらしくフッドでのサバイバル感とラジオヒットを両立してバランスよくまとまっています。

 

11. TA13OO / Denzel Curry

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独自路線を行く元Raider Klanのラッパーの世界観全開のアルバム。Goldlink参加の軽快な#2”BLACK BALLOONS”や、音楽業界を鋭く風刺した#9”CLOUT COBAIN”もいいですが、#10”VENGEANCE”みたいな暴力的なサウンドがやっぱり一番好き。

 

番外編. Whack World / Tierra Whack

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全曲1分で15曲入りなのでめちゃめちゃサクッと聴けてしまうんですが、曲の振り幅もあって一つ一つのクオリティが高いです。

https://www.youtube.com/watch?v=EOTebhPy04g&feature=share

 

 

 

 

Bart Sympson / Princes Nokia

 

Princes Nokiaはプエルトリコにルーツを持つNY出身の女性ラッパーです。

セクシャルマイノリティの人々が集まるコミュニティの中で育ち、キャリアの初期にはずっとゲイクラブでライブをしていたようです。

そんなバックボーンもあってか、性差別の撤廃を訴えるフェミニストとしても精力的に活動していて、自身のポッドキャストでも熱のこもった議論をしているようです。

象徴的なのが、2017年2月にケンブリッジ大学でのチャリティコンサートでの一幕で、女性蔑視的なことを叫んでいた観客に自ら歩み寄って、ステージ上から水をぶっかけて鉄拳制裁しています。

https://www.youtube.com/watch?v=s4V1VXCzxuA&feature=share

そんな少しヤンチャな彼女の幼少時代を、アニメ”The Sympsons”に登場するシンプソン家の長男Bart Sympsonのワルガキっぷりと重ね合わせているのがこの曲です。

シンプソンズって日本で言うところのサザエさんくらい国民的アニメなので、バートはカツオですかね。

https://genius.com/Princess-nokia-bart-simpson-lyrics

 

[Verse1]

外側から芯へ腐っていくリンゴ(*1)

最悪 私どうかしてた

体育館では最後に選ばれる

私はレイアップすら出来ない(*2)

自分のスニーカーに書いてる

先生達とコソコソしてる

観覧席でウィードを吸ってる

写真を切り抜いてくっ付ける

私のCDプレイヤーを運び込む

Now or Laterをしゃぶってる

サワーアップル味だよ(*1)

落書きをゴシゴシこすってる

注意しようと頑張ってるけど

私には本当に行くあてなんて無い

だから「この授業クソだ」って言う

葉っぱに火花が散る 背中が緊張してる

私は誰でどこに向かってるの

学校サボってイかれてることをしてる

養護施設が私を狂わせた

イかれてる女と暮らしてる

毎日 私はいつも遅刻してる

安いジョイントをパフしてる

お婆ちゃんの家に泊まってる

そんなに遠くはなかった

でもそれが私のする事だと思う

あなたと私の人生はよりキツくなってる

 

(*1) 腐ったリンゴは”One bad apple spoils the barrel”(一つの腐ったリンゴが樽全体を駄目にする)ということわざからきていて、一人の不良がクラス全体に悪影響を与えることを例えています。日本語では腐ったミカンというのが一般的ですね。また、Now and Laterはアメリカのチューイングキャンディ。Sour Appleっていう味は存在しないんですが、腐ったものって大体酸っぱいですよね。f:id:shyboikoba:20181206092752j:image

(*2) 体育とかで順番に自分のチームに欲しい奴を指名してくあれのことを言ってます。レイアップはバスケのシュート。

 

[Chorus]

Ay caramba(*1)

クソなバートシンプソン

Ay caramba

お前は行っていいよ

そして俺のチンコをしゃぶれ

ストリートをスケートで下ってく

クソみたいに悪さをしてる

これ以上は良くならない

いつもテストはズルしてる

あなたは余り物みたいにならないで

私は先生のペットじゃない

 

(*1) “Ay caramba”はスペイン語で驚きを表現する時などに使う言葉で、バートの口癖です。感覚としては英語の”Oh my god”に近いです。ちなみにバートは生まれて初めて喋った言葉もこれでした。f:id:shyboikoba:20181203062252j:image

 

[Verse2]

 

 

 

 

[Chorus]

 

 

 

 

 

 

 

 

VENGEANCE / Denzel Curry feat. JPEGMAFIA & Zillakami

Denzel Curryの新作アルバム"TA13OO"から。

まず前提として、この曲は先に公開された"CLOUT COBAIN"のPVの続編になっています。

前作はDenzel Curry演じるピエロがサーカスの見世物として利用され最終的に自殺に追い込まれてしまうといった内容で、現在の音楽業界を風刺してもいるんですが長くなるので割愛します。そして”vengeance”(復讐)と題した今回はそのサーカスの団長に復讐するという展開です。

復讐の助っ人として(?)、Bandcampのhiphopのトップページに長きに渡って君臨していたJPEGMAFIAと、アンダーグラウンド時代のTekashiと仲の良かった(現在はビーフ中)Ziillakamiが客演参加してるんですが、二人ともブチかましてます。

 

  

[Intro]

Ultimate, Ultimate...(*1)

 

(*1) Denzel Curryの曲。ミームが作られたりしてそこそこバズりました。

 

[Chorus: Denzel Curry]

痛みを感じる 雨を感じる(*1)

俺はクソほど復讐したいから

 

(*1) このバースとは直接関係あるか分かりませんがBob Marleyの言葉に、"Some people feel the rain. Others just get wet."(雨を感じる奴もいるし、ただ濡れるだけの奴もいる。)というものがあります。

 

[Verse1: Denzel Curry]

お前は誰に忍び寄ってるか分かってるか?

黒塗りのニッサン(※1)にニガをブチ込む

俺はフレディー(※2)でも近寄らないニガだ

茂みから偵察してるニガを捕まえる

警察は路地で死体を見つける

キャディーみたくクラブをロックしなきゃ(※3)

ヘソみたいなお前の怒りのボタンを押す(※4)

そのスイッチを切り替えたら

次に俺はカリフォルニアに向かう

また別のクソ野郎を切り刻む

そいつらの身体をバッグに詰める

それをコンクリートで固める

そのコンクリートを街全体に撒き散らす

クソなMIDIの電源を入れるようにニガを殺る(※5)

頭の中で響く声 めちゃくちゃうるせぇ!

Yung Simmieみたく弾丸でお前を撃ち抜く(※6)

奴らがケニー(※7)にしたやり方で全員ブッ殺す

俺はティミー(※8)みたいに本気だから

ニガはニガについて話したがる

まるでジミーニュートロン(※9)

Zeltron(※10)をイラつかせるなって言ったよな

俺の悪霊を追い払う 降霊術を使ってる

クソったれ お前と話がしたい

お前のケツをICUにブチ込む

集中、治療、室(※11)

ニガが銃を撃ちっ放してたらな

 

 

(※1) 黒塗りのニッサンは日本の霊柩車のことだと思われます。f:id:shyboikoba:20181120110319j:image

(※2) 映画「エルム街の悪夢」のフレディークルーガー。f:id:shyboikoba:20181124052547j:image

(※3) 夜のクラブをロックすることと、ゴルフのキャディーがゴルフクラブを持ってることを掛けています。

(※4) “push one’s buttons”は直訳すると「(誰かの)ボタンを押す」ですが、スラングで「(誰かを)怒らせる」という意味があります。また、innieはヘソを意味し(出ベソはoutie)、ヘソはbelly buttonという言い方もあるので、直前の"push your button”と掛かっています。

(※5) “plug”が「殺す」という意味と、MIDI(楽曲制作用の機器)の「プラグを繋ぐ」のダブルミーニングで使われています。

(※6) Yung SimmieはDenzel Curryが所属していたRaider Klanのメンバーの一人。

(※7) KennyはアニメSouth Parkの登場人物。話の途中で死んで、"Oh my god, they killed Kenny!”と叫ばれるまでがお約束。一話目からほぼ毎回死んでいて、次の回ではいつも何事も無かったかのように登場します。

(※8) Timmyも同じくSouth Parkに登場する知的障害児のキャラクターです。

(※9) Jimmy Neutronはアメリカのアニメシリーズで、天才少年ジミーの発明がいろいろなトラブルを引き起こすというストーリーです。自分はこのアニメの存在自体を一切知らなかったので、直前の”Nigga wanna talk about a nigga“との関連性は謎です。(geniusにも載ってなかった...) 分かる人いたら教えてください!

(※10) ZeltronはDenzel Curryの別名義。

(※11) ICUはIntensive Care Unitの略で病院の集中治療室のことです。ここでのICUは”I see you”と掛かっていてます。つまり、バースの最初で言及していたように、コソコソ近寄ってきても俺は分かってるぞというニュアンスです。Zeltronには全部お見通しです。

 

 

[Chorus: Denzel Curry]

 

 

[Verse2: JPEGMAFIA]

 

 

[Chorus: Denzel Curry]

 

 

[Verse3: Zillakami]

 

 

[Chorus: Denzel Curry]

 

 

[Outro: Mickey de Grand Ⅳ]

 

 

 

Zillakamiのライブを一度間近で見る機会があったんですが、ステージでの暴れっぷりが本当に最高で、ハードコアパンクのライブ会場みたいになってましたw

 

STOP TRYING TO BE GOD / Travis Scott

Kid Cudiのコーラスから始まり、最後にはStevie Wonderのハーモニカがこれでもかと鳴り響く、、、なんというか、とりあえず壮大な曲です。

 

クレジットされてるメンツを見た時点でなかなかブッ飛んでるなっていうのが最初の印象だったんですが、MVはさらにブッ飛んでました。

 

 

 

[Intro]

(*) 1967年のマリファナプロパガンダ映画"Narcotics: Pit of Despair"からのサンプル。

 

 

[Pre-Chorus: Kid Cudi & Philip Bailey]

今のはどういう事だろう

パームツリー 海 新鮮な空気

あなたの心を壊し得る物

 

[Chorus: Kid Cudi & Philip Bailey]

神になろうとするのをやめなさい

それはあなたじゃない

神になろうとするのをやめなさい

それはあなたの仕事じゃない

神になろうとするのをやめなさい

 

[Verse1: Travis Scott]

毎晩それに乗る 想像力と視野が狭い

伝えられた真実 俺は絶対に試さない

ダイアモンドが生涯の伴侶

三人のロレックスは似てる

俺以外の二人はお得にまとめ買い(*1)

ストリッパーは9時-5時で働かない

デルタを一晩航海する

全能の神になろうとするな

金はクソだ 家族と仲間を置き去りにするな

それは決して愛じゃない 

お前が何をしようとしてたとしても 

まだお前の目からこぼれ落ちる物が見える

奴らは掟を創ってないから

お前が張り切ってる時

それはいつも空想に終わる

シグナルはお前がなれる物とかけ離れてる

管制塔が着陸を管理してるから(*2)

 

(*1) ここでの「三人」とは、ASTROWORLDに先駆けてリリースされたシングル"Watch"に参加しているTravis自身とKanye、Lil Uzi Vertのこと指している。

(*2) ここでは、運命が神に委ねられているということを、空港で管制塔が飛行機の着陸を管理していることに例えて言っています。少し難しい比喩ですが、シグナル、管制塔、着陸をそれぞれ音楽産業、流行、アーティストの功績に置き換えて考えると理解しやすいです。つまり、何が流行って誰が売れるかは、業界全体の様々な要因に左右されていて一個人の力ではどうにもならない、神のみぞ知る状態。だからそれぞれ自分がすべきことをしてこうぜ。って感じだと思います。

 

[Chorus: Kid Cudi & Philip Bailey]

 

[Verse2: Travis Scott]

全能の神を演じようとするな

常にお前の周囲と親しくあれ

俺は一生待ち続けてる

俺は忠告してるんだ

今夜は神を演じようとしない方がいい

もし彼女を愛していたら俺は彼女を行かせる

戦争の第一のルールだ

お前はそいつがしたことに気づく

お前はトロフィーもプレートも

彼女からは勝ち取れない

だが絶対に引き返すな

奴らは掟を創ってないから

お前が張り切ってる時

それはいつも空想に終わる

シグナルはお前がなれる物とかけ離れてる

管制塔が着陸を管理してるから

お前は俺から学ぼうとしても無理だ

俺の旅の途中の道で膠着状態

弁護士を雇ったら法廷の外にいろ

彼女は愛してると言うが本当は俺を騙したい

 

[Chorus: Kid Cudi & Philip Bailey]

 

[Bridge: James Blake]

それはあなたを未だにそうさせている

聖者の固定観念?

それは私達の意志に反して毎日剥がれ落ちる

古い絵画の表面?

あなたが最後にした素直な会話から

時が経ちすぎた? まさか

あなたは過去に虚無を感じた?

それを取り戻せたことがある?

じゃあいつも私のために一歩先を歩ける?

じゃあいつも私のために一歩先を歩ける?

 

[Outro: James Blake, Kid Cudi & Stevie Wonder]

 

 

Pitchforkのアルバムレビューで、今作のTravisはASTROWORLDのメインアトラクションではなく全てのアトラクションを取りまとめる園長だ、みたいなことを言われてて、(同時に客演の多さを皮肉ってもいるんですが...笑)その域まで達したんだなという印象を受けました。

特にこの曲は、Travisだから説得力を持つような俯瞰的な歌詞ですね。

ASTROWORLD、2018年のベストアルバム候補一位です。

 

Headstone / Flatbush Zombies

 

情報量がヤバいことになってしまったので流しながら読んでくださいw

 

 

 [Intro: Zombie Juice]

Victory Victory(*1)

俺の首にはゴールド Mr.T(*2)

Victory Victory

Zombie GangはレペゼンNYC

Victory Victory

Lil Wayneみたく俺の首周りには宝石

俺らはこの曲をスパイクで走り抜ける

ここは地上の地獄だが俺がいる場所(*3)

 

(*1) "Victory"はNotorious B.I.G.が生前最後にレコーディングしたPuff Daddy名義の曲で、暗殺されるほんの数日前に完成したものだったそうです。

(*2) Mr.Tは元レスラーで、現在は本名のLawrence Turead名義で俳優として活動しています。代表作はロッキー3。f:id:shyboikoba:20180913074900p:plain

(*3) "Hell on Earth"はMobb Deepの3枚目のアルバムで、同タイトルのリードシングルは個人的にHavocのキャリア内でも1,2を争う傑作だと思います。

 

 

[Chorus: Meechy Darko]

俺の墓石には"Money over Bitches"(*1)

"Young nigga gettin' paper"と書いてある

俺の墓石の上で絶対に負けるな

Lがあるのは草を吸うときだけ(*2)

俺の墓石にはZombie Gang 3人分

ゆりかごから墓場までサグであり続ける(*3)

今お前の好きなラッパーの名前が

墓石に刻まれている

遅すぎた あいつはもう死んでいる

 

(*1) "Money over Bitches"は「女より金」的な表現で、短縮系のM.O.B.("Member of Bloods"を意味する場合も)と共にhiphop頻出ワードです。2Pacが多用していたことから定着したのが始まりのようです。

(*2) この文脈での"L"はサイケデリックドラッグのことではなく、巻紙を二つ繋げてジョイントを作る際の形を意味しています。f:id:shyboikoba:20180913084533j:plain

(*3) "Cradle to the Grave"は2Pacを中心としたコレクティブ"Thug Life"の1stアルバムに収録されている曲で、「ゆりかごから墓場まで」という意味。

 

 

[Verse1: Erick Arc Elliott]

背が3万フィートあるのを想像してみろ

お前は何を思う?

坊や 俺は思考が夢を邪魔したって

分かってるのが嫌だった

繋がるチャンスがあったのを

俺は全く分かってなかったから

坊や お前に言ってる

この全ては俺にとって日常だ

俺はマジで地の底から這い上がって来た

Flatbushは生きている 生きる屍だ

お前の好きなラッパーの名前を墓石に刻め

ビギーは大物だがお前は完全に間違ってる(*1)

プロパガンダがTerrordomeに基準を作った(*2)

 

(*1) "Dead Wrong"はNotorious B.I.G.の死後にリリースされたアルバム"Born Again"に収録されている曲。ここでのdeadはwrongを強調するためのもので、「全く間違っている」というニュアンスです。皮肉にもビギーには文字通りの意味でも当てはまってしまいますが。。。
また、"big cheese"は「重要人物」を意味するスラングでもあります。曲とは関係無いですが"Barnyard"というアニメにはBiggie cheeseという、あまりにもモデルが明らかなネズミのキャラクターが登場します。

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(*2) "Terrordome"という言葉は、Public Enemyの"Welcome to the Terrordome"という曲からの引用。 

 

 

[Verse2: Zombie Juice]

俺はドギースタイルでヤる(*1)

女がそれに応える

俺は生まれながらのモテ男(*2)

地獄は暗く暑い(*3) だから俺に構わず行け

俺は自分がしたいように生きる

合理的な疑惑なんて無い(*4)

分かりやすいだろ 

全員が俺を見てる(*5) 400度(*6)

俺は誰だ?(*7) 冷酷に 簡単にやる(*8)

公衆の面前でクロニックを吸う(*9)

嫌いなのか好きなのか 負け犬ども(*10)

それと液体の剣だ(*11)

俺の日記に書いてあった(*12)

これは戦術だ(*13)

俺は悪名高いし(*14) 

俺の技術は不滅だと思ってる

ダイヤの歯と革命的な輝き(*15)

Young Don Cartagena(*16)

俺の振る舞いを許せ この誰もが羨む生活

お前はまだプレイヤーじゃない

お前は俺の半分もイケてない(*17)

俺は生まれ変わる 死後の世界

俺は犠牲にした(*18)

俺はSupa Dupa Fly(*19)

Juicyは奴らを虜にし続ける(*20) 

俺の名前はJuiceだって言ったよな(*21)

アメリカで一番(*22)

ハンパなことはしないぜ(*23)

また交差点で会おうな(*24)

  

(*1) GeniusのインタビューでJuice本人が、バースの入りが一番重要で一番難しいと語っていましたが、今回選ばれたのは我らがSnoop大先生の原点にして頂点"Doggystyle"でした。間違いないぜ。先生は過去にZombiesの代表曲"Palm Tree"のremixG-MIXで共演しています。

(*2) "Born to Mack"は西のGの重鎮Too $hortのアルバムタイトル。mackはpimpと同じような意味です。

(*3) "It's Dark and Hell Is Hot"はDMXのデビューアルバム。

(*4) "Reasonable Doubt"はJay-Zのデビューアルバム。

(*5) "All Eyez on Me"は、もはや説明不要な2Pacの伝説的なアルバム。昨年同タイトルの映画も公開されました。

(*6) "400 Degreez"はJuvenileの3rdアルバム。

(*7) "Who Am I?"はSnoopの1stシングルで、"Doggystyle"の10曲目。

(*8) "Ruthless" Recordsの"Eazy"-E。

(*9) "The Chronic"はDr. Dreのデビューアルバム。ちなみにChronicというのは大先生によると、ハイクオリティーのマリファナのことだそうです。勉強になります。

(*10) "Hate It Or Love It"はDreビートで、beef前のGameと50が共演している曲です。"underdogs"は同曲のhookで使われているフレーズ。

(*11) "Liquid Sword"はGZAによるWuのソロプロジェクト4枚目のアルバム。

(*12) "It Was Written"はNasの2ndアルバム。また、"The Diary"はScarfaceの3rdアルバム。

(*13) "The Art of War"はBone Thugs-n-Harmonyのアルバム。

(*14) "Infamous"といえばMobb Deep。

(*15) "Immortal Technique"はNYのラッパーで、"Revolutionary"は彼のアルバムタイトル。

(*16) "Don Cartagena"はFat Joeの3rdアルバム。

(*17) "Glamour Life"と"Still Not a Player"は、Terror SquadでFat Joeの相方を務めるBig Punのデビューアルバム"Capital Punishment"収録の曲。

(*18) "Life After Death"はビギーの生前最後となったアルバム。"sacrifice"という言葉が同アルバムの"My Downfall"で使われている。

(*19) "Supa Dupa Fly"はMissy Elliottのデビューアルバム。

(*20) "Juicy"と"Hypnotize"は共にビギーの代表曲。

(*21) "My Name Is"はEminemのスーパーヒット曲。

(*22) "AmeriKKKa's Most"はIce CubeのN.W.A.脱退後のアルバム"AmeriKKKa's Most Wanted"の引用。

(*23) "Ain't No Half-Steppin"はBig Daddy Kaneの"Long Live the Kane"収録の曲。

(*24) "Tha Crossroads"はBone Thugs-n-Harmonyの"E. 1999 Eternal."収録の曲。

 

 

[Chorus: Meechy Darko]

 

 

[Verse3: Erick Arc Elliott]

子供の話に(*1) 書いてあった

人生はしんどいって(*2)

で、何が欲しい?(*3)

毎日俺は闘ってるよ(*4)

俺の失態を(*5) 神のみが裁ける(*6)

俺は永遠に(*7) Big Pimpin'(*8)

創世記とは違って(*9)

死んだ大統領が(*10) 真実を明かす(*11)

地上の地獄(*12) ここ最近だ 銃を捨てろ(*13)

金を稼ぐ(*14) 静かな嵐(*15) 自殺願望がある(*16)

金が全てを支配してるから(*17)

裏切り者は(*18) 金のために

金は全く役に立たない(*19)

俺は深夜こっそりヤリまくり 女が3×6人(*20)

彼女は典型的な身体だけの女(*21)

彼女の指先にキスする

裏切り者が(*22) 点数を数える(*23)

何も知らない奴(*24)

真っ暗だ(*25) 俺は生き残れるか?(*26)

不屈の男だ(*27) まだ俺のことを分かってるな

その行為は命取り(*28) 自分の身を守れ(*29)

キャデラックに乗ってるイケてる3人(*30)

Gravediggaz(*31)

その行為は命取り 自分の身を守れ 恥を知れ(*32)

キャデラックに乗ってるイケてる3人

Gravediggaz

 

(*1) "Chidren's Story"はSlick Rickの曲。

(*2) "Life's a Bitch"はNasの曲。

(*3) "So What'cha Want"はBeastie Boysの曲。

(*4) "Everyday Struggle"はビギーの曲。

(*5) "Slippin'"はDMXの曲。

(*6) "Only God Can Judge Me"は2Pacの曲。

(*7) "Infinite"はEminemのデビューアルバム。

(*8) "Big Pimpin'"は Jay-Zの曲。

(*9) "The Genesis"はNasの"Illmatic"の一曲目。

(*10) "Dead Presidents"はJay-Zの曲で、ドル紙幣に歴代大統領の肖像画が描かれていることから「金」を意味するスラングでもあります。

(*11) "Drop a Gem on 'Em"はMobb Deepの曲で、2Pacの"Hit 'Em Up"へのアンサーになっています。

(*12) "Hell on Earth"はMobb Deepの3rdアルバム。

(*13) "Last Dayz"と"Throw Ya Gunz"はOnyxの曲。

(*14) "Get Money"はビギーとLil Kimを中心としたNYのhiphopグループJunior M.A.F.I.A.の曲。

(*15) "Queit Storm"はMobb Deepの曲。

(*16) "Suicidal Thoughts"はビギーの曲。

(*17) "C.R.E.A.M."はWu-Tangの代表曲。

(*18) "Renegabe"はEminemをフューチャーしたJay-Zの曲。

(*19) "Lemonade"はGucci Maneの曲で、「役に立たないもの」を指すスラングです。

(*20) "I'm a Playa"と"Late Night Trip"は共にThree 6 Mafiaの曲。

(*21) "Tip Drill"はNellyの曲で、「身体だけの女」を意味するスラングです。

(*22) "Resevoir Dogs"はJay-Zの曲で、タランティーノの同題のギャング映画が元ネタです。f:id:shyboikoba:20180921102745j:plain直訳すると「寄せ集めの犬」ですが、この言葉はタランティーノの造語のようで、ネットにもはっきりした定義が載っておらず様々な解釈が存在します。個人的には映画の内容から「裏切り者」を意味する、という説を推します。

(*23) "The Score"はThe Fugeesの2ndアルバム。

(*24) "Ignorant Shit"はJay-Zの曲。

(*25) "Blackout"はMethod Man & Redmanのアルバム。

(*26) "Can I Live"はJay-Zの曲。

(*27) "Hellrazor"は2Pacの曲で、「地獄からの帰還者」を意味しますが、2Pacの曲中では「諦めない人」や「不屈の精神を持つ人」の意味で使われています。

(*28) "Kiss of Death"はJadakissの2ndアルバムで、直訳は「死の口づけ」で、「命取りな行為」を意味します。なんかオシャレですね。

(*29) "Protect Ya Neck"はWu-Tangの曲。

(*30) このラインはOutkastの"Two Dope Boyz (In a Cadillac)"の引用です。

(*31) GravediggazはWu-TangのRZAとDe La Soulのプロデュースなどで知られるPrince Paulを中心としたNYのホラーコアhiphopグループ。

(*32) "Shame On A Nigga"はWu-Tangの曲。

 

 

[Chorus: Meechy Darko]

 

 

[Verse4: Meechy Darko]

今俺は崖っぷちにいる (だから押すな)(*1)

96年から厄介な事ばかり (お前は腰抜け)(*2)

一服(*3) ストリートの知識(*4) (俺はプッシャー)(*5)

何だあれ? pussyを嗅ぐ(*6)

俺の銃を数えさせろ ああ

5, 4, 3, 2, 1,(*7) 走れ!

俺の名前はダートコバーン(*8)

まるでpimp(*9) 行くぞ(*10) 次の章まで(*11)

一人残らずニガ(*12) これは爆弾(*13)

Beast Coast shit(*14) 弾を込めた

俺ら以外のニガはクソだ

仲間のためなら何でもする(*15)

全ては仲間たちのため(*16)

強いやつだけが生き残る(*17)

パトカーの音がする(*18)

俺は地球に潜入調査中(*19) skrt skrt

Lean Back(*20) もう一度チャンスをくれ(*21)

神は歩き悪魔はプラダを着るらしい(*22)

だが俺はめちゃくちゃイケてるから(*23)

神は俺に何も言えない(*22)

俺の死亡診断書に(*24) これを書いとけ

俺はお前に力をやった(*25)

「誰に撃たれた?」(*26) 

とか21個の質問(*27) 俺が撃った!(*28)

気をつけろ(*29) 奴らを見ろ(*30)

眩しい光(*31) パパラッチ(*32)

二言だけ(*33) 女とヤる 金を稼ぐ(*34)

今夜がその夜だ(*35)

のブロックに誰が戻るか予測する(*36)

かなり珍しいな(*37)

俺はBucktownで(*38) 引き金を引く(*39)

この銃のサイレンサーはONになってる

それは静かな嵐だ(*40)

T O N Y  PitchforkとNYのトップ(*41)

 

(*1) "Don't Push Me"は50Centのデビューアルバム"Get Rich or Die Tryin'"収録の曲で、Chorusのフレーズが引用されている。

(*2) "Troublesome '96"はお蔵入りになっていた2Pacの曲で、死後発表されました。2Pacは"All Eyez On Me"で自身が使うはずだったビートを、Nasが"Street Dreams"で盗用したとディスしています。"Shook One"はMobb Deepのクラシック。

(*3) "Breathe Easy"はJay-Zの曲。

(*4) "Know The Ledge"はEric B. & Rakimによる、2Pacが出演する映画"Juice"のために書き下ろされた曲。

(*5) "I'm Your Pusher"はIce-Tの曲。

(*6) "I Smell Pussy"はG-Unitの曲。

(*7) "4, 3, 2, 1"はLL Cool Jの曲で、Redman, Method Man, Canibus, DMXが客演参加しています。

(*8) "My Name Is"はEminemの曲。"Durt Cobain"はMeechyのaka。

(*9) "Like a Pimp"は俳優としても活動するDavid Banner'sの曲。また、ここから始まるフローは2Pacの"Hail Mary"という曲のフローをコピーしています。

(*10) "Here I Go"はMystikalの曲。

(*11) "The Next Episode"は皆さんご存知のスーパークラシック。まだLA来たばっかの時にZombiesも出てたフェスに行ったら、DJタイムでこれかかった瞬間に観客全員が大合唱し始めて爆笑しました。

(*12) "Nann Nigga"はTrick Daddyの曲。

(*13) "Xxplosive"はDreの曲。

(*14) "Beast Coast"はZombiesやThe Underachievers、Joey Bada$$率いるPro Era、hiphopバンドのPhony PplなどNYの若手ラッパーたちによるコレクティブ。

(*15) このラインはSnoop先生の"Down 4 My Niggas"のサビでC-Murderがリピートしているラインの引用です。

(*16) "Strictly 4 My N.I.G.G.A.Z."は2Pacの同タイトルのアルバム収録の曲。

(*17) "Survival of the Fittest"はMobb Deepの曲。

(*18) "Sound of da Police"はKRS-Oneの曲。Meechyはこの曲のコーラス部分が特にお気に入りらしいです。

(*19) "Deep Cover"はDreがN.W.A.脱退後に最初にリリースした曲で、同タイトルの映画も公開されました。

(*20) "Lean Back"はTerror Squadの曲で、字の通り後ろに仰け反るようにしてビートにノる動きを指します。この時代のPVはみんなこの動きしてる気がします。

(*21) "One More Chance"はビギーの曲。

(*22) "Jesus Walk"はKanyeの曲で、この部分だけビートも一瞬Jesus Walkに切り替わっています。また、"Can't Tell Me Nothing"もKanyeの曲で、"Devil wear Prada"というラインが引用されています。

(*23) "So So Def" Recordsはアトランタの音楽レーベル。

(*24) "Death Certificate"はIce Cubeの2ndアルバム。

(*25) "I Gave You Power"はNasの曲で、Meechyは「リリシズムとは何か知りたいならこの曲を聴け」と語っています。

(*26) "Who Shot Ya?"はビギーの曲。

(*27) "21 Questions"は50Centの曲。

(*28) "I Shot Ya"はLL Cool Jの曲。

(*29) "Warning"はビギーの曲。

(*30) "Watch Dem Niggas"はNasの曲。

(*31) "Flashing Lights"はKanyeの曲。

(*32) "Paparazzi"はXzibitの曲。

(*33) "Two Words"はKanyeの曲。

(*34) このラインはJunior M.A.F.I.A.の"Get Money"でLil Kimが歌うChorusの引用。

(*35) "Tonight's da Night"はRedmanの曲。

(*36) "Guess Who's Back"と"On My Block"はScarfaceの曲。

(*37) "Rather Unique"はAZの曲。

(*38) "Bucktown"はSmif-N-Wessunの曲で、Brooklynの別名。

(*39) "Lick a Shot"はCypress Hillの曲。

(*40) "Quiet Storm"はMobb Deepの曲。

(*41) "T.O.N.Y."はCapone-N-Noreagaの曲。Pitchforkはアメリカの音楽メディアで、10点満点で採点するアルバムレビューが有名。

 

 

 

引用についてMeechyはGeniusのインタビューで、「古い曲を聴く機会が無いキッズたちのため」だと語っています。 

 

Japan / Famous Dex

 

 
 
[Intro]
言ってること分かるっしょ
俺はただ...
ただあんな感じにやりたいんだよね
言ってること分かれよ
本名はDexter
ダイヤもめちゃめちゃゲトったよ
そういえばちょうど
新しいダイヤがあるよ(*1)
君可愛いね 何してんの 彼氏いる?
ちょうどザナックスをやった 日本で5万
言ってること分かるっしょ
俺は遊んでるんじゃないよ
可愛い君はDexterが好き
 
(*1) 今年2月、DexがNBAのオールスターゲームを観戦している間に、何者かに特製のDEXTERチェーンを盗まれてしまう事件がありました。

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相当お気に入りだったみたいで、インスタライブでもご乱心でしたが、その後犯人がチェーンを返す代わりに、①大金、②無料のライブ、③犯人がDexにフューチャリングする権利、を要求するという急展開に。(犯人のインスタライブ)
結局Dexは犯人の要求を退け、代わりに新しいゴールドチェーンを買いました。盗まれたチェーンは25000ドルだったらしいのですが、新しい方は75000ドル以上するらしいです。この一連のエピソードこれ書くまで知らなかったんですが、Dexのキャラが良く分かって面白いですねw
 
 
[Chorus]
君可愛いね 何してんの 彼氏いる?
ちょうどザナックスをやった 日本で5万
俺は遊んでるんじゃないよ
この靴底が赤いのはVansじゃないよ(*1)
そして彼女は友達みんなに言った
コカインあるよ
 
(*1) 赤い靴底といえばルブタン。

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この曲では言ってないんですが、Dexは「Vansが好きだ」ってことをたまにラップしてます。過去にはこんなツイートもしてます。
 
 
[Verse1]
君可愛いね 何してんの 彼氏いる?
俺はゲームしてるんじゃないよ
チェーンに付いてるダイヤを見てよ
MaryJaneを吸う それを脳まで持ってく
彼女は名声のために抱かれるから
俺のレンジローバーの中でヤる
金を稼いで頂点へ 絶対止まらない
赤いやつとWockを混ぜる
あのガキにコカインを売ってた(*1)
でも俺は男 キューバのダイヤが踊る
彼女の友達とヤる コカインあるよ
 
(*1) DexのリーンはHi-TechとWockhardtというブランドのミックス。また、後半部分はPlayboi Cartiの"Magnolia"からの引用。
 
 
[Chorus]
 
[Verse2]
ベイビー 待って
この幽霊をハイにさせる
違うよ これはデートじゃない これは暇潰し
でもあれこれ言うなよ 待って
遅れてる たしか8時すぎだ
彼女を俺のとこまで連れて来た
君は俺をケーキみたいに食べた 待って
ジェイクを呼んで マリファナが要るな
キマってる顔 クソ
深呼吸しなきゃ 待って(*1)
カッコつけんなよ 金はバカみたいに青い
君の彼氏はバカ
俺が君を気持ち良くしてあげるよ
 
(*1) "Don't Trip"のhookでも似たラインを使っています。
 
 
[Chorus]